防音設備 ヤマハ「AVITECS(アビテックス)」

音のヤマハの防音室「アビテックス」

ヤマハの防音室は、音を閉じ込めるだけの部屋ではありません。それどころか、人の声や楽器の音が、歪みのない美しい自然な音として聴こえるすぐれた能力を持つ部屋です。
その能力は、音場と呼ばれる空間の音響設計から生まれます。快適な音場とは、音の反響効果と吸音効果が絶妙なバランスを保つ空間です。それによって人の声や楽器の音が自然な美しい状態で聴こえます。
音のヤマハの防音室・アビテックスは、お部屋の形状にあわせて広さや音場を設計できる「自由設計」、遮音と音場をかね備えた空間を手軽に実現、移設も可能な「定型タイプ」、そして防音室の用途を拡げる不燃対応などの「業務用シリーズ」まで、お客様のニーズに合わせた防音室をご用意しています。

アビテックスの特徴

音楽を楽しむための心地よい「音の環境」をお届けします

音には、美しさがあります。その美しさを味わうには、単に音を遮(さえぎ)ることだけではなく、美しい音が心地よくきこえる「音の環境づくり」が必要になってきます。
それが、ヤマハがアビテックスを通じておとどけしているもの。 防音と音場(音の響き)が心地よさをつくるために整えられた環境です。

確かな技術で理想的な防音品質を発揮します

アビテックスは単体としてきちんとした遮音性能を確保するため、ヤマハ独自の技術を床・壁・天井・開口部に採用しています。さらに、建物躯体との総合的な防音処理を行うことで、部屋全体として高い遮音性能を発揮します。
アビテックスでは、各商品単体の性能としてDr30,Dr35,Dr40と3タイプの遮音性能を設定しており、お客様のニーズに合わせて自由に選択できるようになっています。

ヤマハの音場設計は、人に心地良い音の響きをつくります

美しく自然な響き。それは音場から生まれます。
一般的な防音室は音を閉じ込めるという性質上、音が外に出て行かず部屋の中で反射を繰り返します。音場が整えられていない空間では、反射を繰り返した音同士が干渉しあい、不快な響きとなります。
アビテックスでは快適な音場を実現するために、調音パネル(※)をはじめとした音響調整部材を使用し、音の響きを最適にコントロールしています。そのためにアビテックスは人の声や楽器の音が自然な美しい状態で聴こえる空間になっています。

※ 調音パネルは薄さ3cmでありながら、吸音性能と散乱性能をバランスよく両立したヤマハオリジナルのパネルです

ヤマハ防音室の詳細については以下からご覧ください